レセップス級(レセップスきゅう)は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する、架空の艦船の等級。
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艦体解説[]
主に砂漠地帯で運用されるザフトの大型陸上戦艦。
船体喫水線下が砂中に没する半没式船体構造を持ち、底部全面に配されたウロコ状の推進装置「スケイルモーター」で砂を振動・液状化させて移動を行う。同時に砂中でより高い浮力を得る為、底部は表面積が広く設計されている。
スケイルモーターは海上航行も可能としているが、既にザフトではボズゴロフ級を始めとする潜水母艦が海洋戦力の主流となっている為、実際に運用された例は殆ど無い。その巨体に違わず多数のモビルスーツ・戦闘ヘリ等を搭載し、正面のメインを含め計15基もの発進用ゲートを有している。
武装は40cm連装砲3基や対空ミサイル、砂漠魚雷発射管などを装備している。40cm砲は第二次世界大戦時の戦艦の主砲級であり、その攻撃力はかなり高いはずであるが劇中ではあまり活躍していない。
諸元[]
全長:250メートル(地上露出部のみ)
兵装:40cm2連装砲塔×3、垂直ミサイルランチャー(VLS)×32、チャフ・フレア・スモークディスペンサー×34、砂漠魚雷発射管×10、対空機関砲多数、側部ターレットゲート用オプション
同型艦[]
レセップス[]
同級ネームシップ。「砂漠の虎」の異名を持つ猛将アンドリュー・バルトフェルド率いるバルトフェルド隊の旗艦。艦長は基本的にバルトフェルド本人が務めているが、彼自ら前線に出撃する事も多かった為、その際は副官のマーチン・ダコスタに指揮が一任される。
なお、ムウ・ラ・フラガからの報告で本艦を認知したマリュー・ラミアスが敵をバルトフェルドと見抜いたことから、この時点ではレセップス級は1隻しか存在しなかったようである。
親プラント国家アフリカ共同体の都市バナディーヤを拠点にゲリラ掃討等を行っていたが、偶然勢力圏内のリビア砂漠に降下してきた地球連合軍新造艦アークエンジェルと2度にわたり交戦し、タルパティア工業地帯跡地での戦闘で敗北し大破。バルトフェルドの指示によってクルーはダコスタを残し全員退艦した。
残された艦はダコスタからジャンク屋ロウ・ギュール一味に譲渡され、修復後武装を全て排除し作業用クレーン等を増設した「レセップス・リファイン」に生まれ変わった。以後ロウ達はこの艦で海上を移動しオーブへ赴いた。
艦名はスエズ運河を建設し、同地の船舶往来の発展に寄与したフランス人実業家フェルディナン・ド・レセップスに由来。
デズモンド[]
地球連合軍ユーラシア連邦管轄の工業地帯ガルナハン攻略の最前線、マハムール基地に駐屯するラドル隊の旗艦。カーペンタリアより到着したミネルバと共同で、基地とガルナハンを結ぶスエズ渓谷に設置された連合の陽電子砲台(通称、ローエングリンゲート)の攻略に当たった。
艦名は、『高い砦』を著した作家デズモンド・バグリィーに由来。
関連項目[]
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